SR-CF工法研究会の概要

研究会の目的

阪神淡路大震災以来、既存建物の耐震補強は社会的な要請であり、居ながらにして施工可能な技術が求められています。本研究会は、これに応える技術として炭素繊維シートによる建築構造物の耐震補強工法「SR-CF工法」を開発し、(一財)日本建築防災協会の技術評価を取得しています。
本研究会は、この技術評価に基づいて、当該工法を広く社会に普及するとともに、品質を確保するための技術教育・調査研究を行うことを目的とするものです。

会員の構成 本会の会員は、理事会員および一般会員によって構成されています。
  ●理事会員:「SR-CF工法研究会」の発足時に参加をした企業
  ●一般会員:本会の目的に賛同して入会した企業


SR-CF 工法の概要

CFアンカーを併用することにより、炭素繊維シート補強のメリットである施工性・安全性・静粛性はそのままに、壁付き柱やスラブ付き梁・耐震壁にも、独立柱と同様に高い補強効果が得られます。


公的認定

建防災発第23002号
平成13年度 国土交通省国土技術開発賞受賞
平成14年度 日本材料学会技術賞受賞(CFアンカー)
2 0 0 4 年 日本建築学会賞(技術)受賞
国土交通省 新技術情報システム(NETIS:登録番号KT-010053-V)

注)(一財)日本建築防災協会の技術評価は下記の10社で取得
清水建設(株)、鹿島建設(株)、(株)コンステック、 ショーボンド建設(株)、日鉄エンジニアリング(株)、大成建設(株)、(株)東邦アーステック、東レ(株)、日鉄ケミカル&マテリアル(株)、三菱ケミカルインフラテック(株)



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